映画「シン・仮面ライダー」に吹き荒れる賛否 一文字隼人役の佐々木剛氏「不愉快」と苦言

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仮面ライダーに何を求めるか

 興行収入の面から見ると、連休前の4月24日に歴代の仮面ライダー映画では初の20億円超えとなる20億2000万円超と発表された。しかし、歴代の「シン・シリーズ」である「シン・ゴジラ」(82.5億円)、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(102.8億円)、「シン・ウルトラマン」(44.4億円)と比べると、ややパンチ不足は否めない。

 特撮ファンとしても知られるタレントのなべやかんはこう話す。

「僕は面白かったし、楽しめましたね。敵の造形なども相当手が込んでいて驚きました。やはりドラマ版と違って映画的な作りですよね。かなり原作を意識して作品化している一方、2号ライダーの変身ポーズなどは佐々木さんがやっていたドラマ版そのものでした。ただ、賛否両論が出るのはしょうがないことだと思うんです。漫画やドラマ版を見た年代も違うでしょうし、仮面ライダーに何を求めるのか、物語性を求めるのか、ライダー的なアクションを求めるのかも人によって違うでしょうから」

 “新解釈”を楽しむか、往年の雰囲気を求めるか、世代にもよりそうだが、歴代のライダーにも感想を聞いてみたいものだ。

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