著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニーズ性加害問題「知らなかった」社長発言の深謀遠慮…常識は「第三者委員会」の調査

公開日: 更新日:

 社長と東山の間に感じた微妙な温度差。第三者委員会設置案でも見られた。ジュリー氏は第三者委員会の設置はしないと明言した。東山は番組で「透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなければならないと思います」と話した。透明性という言葉からは内輪ではなく第三者による隠し事のない調査を望んでいるように聞こえる。企業でも大きな問題が起きた際は「第三者委員会」による調査が常識。内々で解決は透明性に欠ける。

 うやむやにしようとすればするほど追及は厳しさを増す。近藤はこうも言っていた。「知ってた、知らないかではなく、知っているでしょ」と──。

 洗いざらい正直に話して改めて謝罪。ゼロから出直しを図らないと世間も納得しない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで