市川猿之助の所属事務所vs松竹 “責任なすりつけあい”の裏側…映画「緊急取調室」公開延期で
「スポーツ紙などでは、映画製作費は10億~15億円、興行収入は25億~30億円を見込んでいたと報じられました。現状は“公開延期”なので違約金などは発生しないでしょうが、完全に中止が決定すれば、猿之助さんに対し莫大な請求が行く可能性が出てきます。製作費の一部だとしても、数億円単位にはなるでしょうね」(映画関係者)
そもそも、事件のきっかけの一つといわれているのが、「女性セブン」で報じられたハラスメント報道だが、猿之助の所属事務所は、
《今まで猿之助に関わった複数のマネジャーに聞き取りをしましたところ、弊社管轄の現場において、そのような事実は現在出てきておりません》
と真っ向から否定している。だが、この対応にクビをひねる芸能プロ関係者もいる。
「猿之助さんの場合、歌舞伎に関しては松竹が仕切っており、それ以外のことを所属事務所がマネジメントするという形です。現在、松竹はハラスメントについては“調査中”とコメントしていますから、そこは双方、足並みをそろえるのが普通なんでしょうが……」