「VIVANT」巨額制作費でNetflixに対抗!“半導体バブル”でウハウハTBSは視聴率11%台でも不問

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 だが今回、仮にVIVANTが収益的に赤字になっても、TBSとしてはさして問題ではないという。

「昨今は視聴率の落ち込みでテレビのオワコン化が叫ばれていますが、これまで蓄えてきた不動産、有価証券を潤沢に保有する民放の中でも群を抜いているのがTBSで、近年は“放送はあくまで副業”と投資ファンドから指摘されている状況です。特に創業の際に出資した関係から、TBSはここ最近の半導体バブルで株価が上昇している東京エレクトロン株を3.4%(23年3月末時点)、時価にして3000億円以上保有。そのため、同社株から毎年20億円以上の配当収入を得ています。多少の冒険をしても、痛くもかゆくもないのです」(経済ジャーナリスト)

 VIVANTをきっかけに、民放が世界と伍する日本発のドラマコンテンツを生み出していけるのか注目したい。

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