「VIVANT」巨額制作費でNetflixに対抗!“半導体バブル”でウハウハTBSは視聴率11%台でも不問
だが事前告知がほとんどなかったせいか、平均世帯視聴率は第1話が11.5%、第2話がそれを若干上回る11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とやや物足りない印象だ。
VIVANTは1話あたりの制作費が1億円と、これまでの日本のテレビドラマの3倍以上のカネが注ぎ込まれているとも報じられている。
「実際は円安やインフレの影響もある上、1話3億円ほどかかった回もあるので、ならすと2億円といったところのようです。情報の漏洩を恐れて宣伝担当にもドラマのストーリー展開や第1話の二宮和也(40)のサプライズ出演などが直前まで知らせていなかったりと、局内でも不協和音が生じていました。成功すれば不問に付されるのでしょうが、幸先のいいスタートとはいえないでしょうね」(TBS関係者)
■TBSは東京エレクトロン株を3.4%保有
今どきはテレビの視聴率だけで成績は図れないため、視聴率調査のビデオリサーチは、TVerやYouTubeなど動画配信プラットフォームを視聴率測定の対象に含めると19日に発表したばかり。実際、24日現在、VIVANTのTVerお気に入り登録数は94.3万人と、フジテレビの月9「真夏のシンデレラ」の87.5万人を抑えて今期ドラマの中で1位となっている。