市川團十郎の“ステージパパ化”が話題 長女・麗禾ちゃん「合格」フライング報告の巧妙発信

公開日: 更新日:

■テレビ関係者は「素晴らしい広告手腕」と評価

「以前は、(当時の)海老蔵さんにとって“ブログは世論調査の場所”とも言われていたほどで、彼はこれまでいろんな角度からの発信を試し、その反響を見て自身の行動を模索してきました。今では、ファンが喜ぶこと、一般に支持されることがどんな発信なのかをとても熟知されています。今回の発信も素直な親心を爆発させ、大変好感が持てますが、事務所や制作サイドに迷惑をかけない程度で、詳細に関しては映画なのかドラマなのかすら書いていません。この巧妙な発信は芸能メディアも動かしますし、公式に発表された時の注目度も大きい。素晴らしい広告手腕だと思います。これだけの“ステージパパ”はなかなか他にいません」(民放関係者)

 團十郎白猿は自身の歌舞伎の取材時に娘の活躍について質問されても嫌がるどころか目を細めて快く答えてきた。これに、元松竹関係者は言う。

「團十郎白猿さんは、10代の時に家出をしたほど歌舞伎の世界に入るのを嫌がっていて苦悩されました。そんな経験から、子どもたちには好きなことをやらせてあげたいという思いが強いようです。幸い勸玄くん(新之助)は父親の姿を見て歌舞伎の世界に好んで入ってくれた。でも麗禾ちゃんは将来的に歌舞伎の舞台には立てませんから本当に好きなことを見つけて欲しいと願っているようです。実際、麗禾ちゃんは本業である日本舞踊よりも松山バレエ団に通って習うバレエの方が好きなんです。日本舞踊は妹の四代目市川翠扇に任せておけばいいですが、バレエ教室は多忙な團十郎白猿さん自ら主導でサポートするほどで特別な思いがあるようです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メッキ剥がれた石丸旋風…「女こども」発言に批判殺到!選挙中に実像を封印した大手メディアの罪

  2. 2

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  3. 3

    都知事選敗北の蓮舫氏が苦しい胸中を吐露 「水に落ちた犬は打て」とばかり叩くテレビ報道の醜悪

  4. 4

    東国原英夫氏は大絶賛から手のひら返し…石丸伸二氏"バッシング"を安芸高田市長時代からの支持者はどう見る?

  5. 5

    都知事選落選の蓮舫氏を「集団いじめ」…TVメディアの執拗なバッシングはいつまで続く

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  3. 8

    ソフトバンク「格差トレード」断行の真意 高卒ドラ3を放出、29歳育成選手を獲ったワケ

  4. 9

    “卓球の女王”石川佳純をどう育てたのか…父親の公久さん「怒ったことは一度もありません」

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方