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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニーズタレントたちは退所も残留もイバラの道…TOBEが誰でも受け入れるとは思えない

公開日: 更新日:

 近年、タレントが「ユー、やっちゃいなよ」と、ジャニー氏の言葉を紹介しながら社長とのエピソードをテレビで公言してきた。「ジャニーさんっていい人」というイメージを世間に植え付け、ジャニー氏とタレントの関係も良好に見えていた。

 その裏で噂レベルでもジャニー氏の性加害をタレントも隠蔽していたことになる。ジャニー氏を持ち上げてきたタレントの契約を企業が見直すのは自然だと思う。

 テレビ番組は今のところ、変わりなく起用を続けている。秋の改編は半年以上前から準備していたことで、影響が出るとしたら年明け以降とみられるが、その前に注目されるのが大晦日の紅白。「ジャニーズ枠」と呼ばれ、5、6組のグループが毎年出場してきた。今年はまさに「どうするNHK」?

「いきなりゼロになることはないが、減ることだけは確実」というのが大方の見方だ。NHKの対応は来年以降の指針になるかもしれないが、民放はむしろ企業の目が最優先。

「企業は番組のスポンサーでもある。番組にジャニタレが出演することで広告を出さない企業が出てくる可能性もある。アドバンテージだったCM出演がなくなったジャニタレを無理にキャスティングする必要もなくなる」(放送関係者)

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