SMILE-UP.のHPに「違和感」の指摘…カウコン中止&カレンダー発売見送りの一方、被害者救済どこに?
故・ジャニー喜多川元社長による性加害問題は、いまだ収束の気配がなく、新会社のその後の動きも鈍い。そんな中、例年開催され、大みそか恒例となっていた「カウントダウンコンサート」の開催見送りが発表された。
サイトの案内では、新会社へ移行準備期間を理由を挙げており、さらに毎年新年度に合わせて発売されていたグループごとの公式カレンダーの発売もしないことが発表されており、《何を楽しみに生きれば…》というジャニーズファンの落胆の声がネットを中心に広がっている。
一方で、新会社移行体制を整えている最中の14日、性加害を受けたと告発していた大阪府の40代男性が、10月中旬に大阪府箕面市の山中で死亡していたことが発覚。男性には事務所側から5カ月以上、連絡が一切なかったという。このずさんで不誠実な対応が明らかになったことで、事務所は更なる批判を集め、もはやカウコンやカレンダーどころではないということだろう。
新会社としてはいち早く体制を整え、スポンサー企業や世論に納得してもらいたいはずだが、肝心の被害者救済と補償を目的とした「SMILE-UP.」のサイトには、厳しい指摘が相次いでいる。