「366日」は広瀬アリス&眞栄田郷敦でも見たいやつじゃない…フジ月9制作陣“恋愛ドラマ観”のズレを指摘
ドラマの公式サイトによると《HYの名曲『366日』の世界観に着想を得たオリジナルストーリー》で、《高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想(おも)い続ける壮大な愛の物語》だ。
「じれったくて、歯がゆい若い男女が悲劇を乗り越えていって……王道と言えば聞こえはいいですが、手垢がついたお話とも言えます。見ていて目新しさは感じられませんでした。月9の黄金期を知っている中高年の中には《ベタでいいんだ》という視聴者もいるでしょうが、それでは新たなファンは獲得できない。フジ月9の恋愛ドラマはすでにオワコン的な論調もありますけど、いつの時代にも、時代、時代に合った恋愛ドラマのニーズはある。フジ月9制作サイドの“恋愛ドラマ観”が世間とズレているだけじゃないんですかね」(芸能プロダクション幹部)
ドラマのレビューサイトを見ると、もちろん《今時珍しい純粋ロマンス》と一定の評価をする書き込みもあるのだが、《主人公がネガティブすぎるのが昔の自分を見ているようでしんどい》《366日はとても良い曲ですよね。でもドラマ自体は、またその流れか...前作で見たからもう要らないよ...という感じです》《1話ラストでもう既に重たさがずっしりきた》などなど低評価で厳しめの意見も少なくない。