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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

本田翼がドラマ“掛け持ち出演”で女優開眼!「棒読み」から難役もこなす急成長ぶりをナゾ解き

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 ただ先に出演が決まっていた「6秒間──」は前回同様、通常のセリフの3倍もの量がある連ドラであることから、本田は「間違えないことだけに気を取られていた」という前作よりも「言い方やテンポ、人間味が出るように自分の中の“新しい扉”を頑張って開こうと臨んだ」とあるインタビューで語っていた。やはり、当初“掛け持ち”スケジュールには考えるところもあったという。

 それでも、以前出演したフジテレビ系の「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート」のスタッフたちの熱心なアプローチに応える形で出演を承諾した本田。今期の2本の連ドラの立ち位置が“番手”というキャスティングだったことも偶然の産物となったようだ。

“CM女王”という称号も手にした本田が出演した2022年10月期の「君の花になる」(TBS系)の低視聴率が原因かはわからないが、本田が約1年半近くゴールデンタイムの連ドラ出演がなかったことは、これまで“数字(視聴率)が取れない女優”というありがたくない烙印が押されていたことの象徴だろう。

 それが今期の「ブルー──」や「6秒間──」では、視聴者の絶賛とともに、「セリフが棒読みから、しっかり抑揚がついて感情も込められている」と、テレビ関係者からの称賛の声もあがっている。

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