西野カナは令和でも「震える」のか…活動再開で作風に変化は? 識者は「男性目線の楽曲増加」の可能性を指摘
となれば、携帯電話があまり「震えなくなった」ともいえる令和に活動を再開するにあたって、西野の作風が変化したりするのだろうか。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、若者が使うITツールは変化しているものの、「その『魂』にはあまり変化は見られない」としつつ、西野がこの時期に活動再開を思い立ったきっかけの「可能性」について指摘する。
「西野さんがデビューした時にはまだ存在していなかったTik Tokですが、ここにアップされている動画を見てみると、『西野カナ』的なフレーズ、具体的には比喩などではなくストレートな表現で自身の恋愛模様を描いていると思われる投稿をチラホラ見かけます」
また井上氏は、西野がデビューした頃にはなかったYouTubeのショート動画にもこの傾向が見られると指摘する。
「これらの動画を投稿しているのは、やはり西野さんの歌を聴いて育った世代とみられ、『若かった頃の自身の恋愛を楽曲に重ねて懐かしんでいるよう』に思われます。つまり、活動休止期間は5年以上と長いものの、SNS上には西野さんの楽曲が受け入れられる素地が充満しているように感じます。このような空気を本人やスタッフが感じ取って、『活動再開は今だ!』と判断した可能性はあるでしょう」(井上氏)