独立した伊藤英明を待ち受けるイバラの道 「ガーシー砲」余波でスポンサーがおよび腰
■「海猿」原作者が明かした"裏の顔"
象徴的なのは代表作とも言える「海猿」の原作者・佐藤秀峰氏がSNSで暴露した伊藤の裏の顔だ。テレビの世界では、原作者が陣中見舞いと称して収録スタジオを表敬訪問することも少なくない。これは「海猿」も同じで、佐藤氏の面会をプロデューサーに促された主人公を演じる伊藤は、こともあろうに「原作者? しゃべんなきゃダメ?」言い放ち、スタッフらを慌てさせたという。佐藤氏は、そんな伊藤を名指しして「嫌なヤツだと思いました」とSNSで明かしている。
恩人の津川さん、そして大手事務所という大きな後ろ盾が無くなったことで、気になるのは伊藤とCMやドラマ制作のクライアントとの関係だ。
「伊藤クラスの役者だと、業界でのCM単価は2000~3000万円が相場です。ただ、今の彼に関心を示すクライアントがいるのかどうか……。『海猿』の原作者とのトラブルでトドメを刺された感もある伊藤ですが、広告関係者がさらに敏感になっているのは、2年程前にガーシーこと東谷義和元参院議員がYouTubeで『伊藤が常用していたのはエクスタシー(違法薬物MDMA)』と暴露したことです。綾野剛らへの常習的脅迫などの罪で有罪判決を受けた人の話ですから、真偽の程は定かではありませんが、違法薬物の話が出たこと自体がマイナスです。商品のプロモーションや主演キャストを務めるドラマのスポンサーになることに二の足を踏むのも仕方がないでしょう」(広告関係者)