「何のために放送しているのか」が分からなくなった「24時間テレビ」は来年も放送へ…識者は「何となくの良かったね感」は禁物と苦言
■「1度休んだら2度と再開できない」という恐怖心が日テレ上層部にあったか
影山氏は「総括があいまいなままでの放送継続は、それこそ、子供たちへの教育面でも非常に良くない」とも付け加えた。
「一方、メディアは何者から行動を強制される存在ではありませんが、であるがゆえに自主的に放送を中止し、翌年以降に視聴者から求められるのであれば、放送を再開するという形が筋でしょう。そうしなかったということは、1回休んでしまった場合、2度と再開できないという恐怖心が日本テレビの上層部にあったのかもしれません。そのような中での放送で、やす子さんをはじめとする出演者の皆さんは本当に頑張っていたと思います。ただ、そうであるがゆえに、番組の在り方と出演者の頑張りがないまぜになって、何となくの『良かったね感』が出てしまってはいけないのです」
来年も放送するのであれば、それこそ、「自己批判」あふれる総括が必要だ。
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罵声を浴びながらの放送が終わった。●関連記事【もっと読む】もはや「苦行」、「回数ごまかせる」の指摘も…24時間テレビ「やす子マラソン」強行に視聴者ドン引き…では、放送中に上がった視聴者からの疑念の声の数々について伝えている。