著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

デーブ・スペクターさんとは非常に仕事がしやすい テレビ番組のゲストでも全体を俯瞰しているから

公開日: 更新日:

 また「関ケ原の(合戦の石田)三成のように……」とたとえ話に具体的な武将の名前や戦の名称をサラッと出されたり、ふとした時に教養が現れる。こんなことまで勉強されているのかと博学ぶりに驚かされました。

 普段の移動は地下鉄などの公共交通機関を使われていて、「デーブや! 変な外国人や! とか指さされませんのん?」と質問されると「ややこしそうな人がきたら、英語でまくし立てれば大丈夫です。普通に声をかけられたら普通に話しますけど、ヒソヒソ言ってる人の方が多くて、僕が意味がわからないだろうと思ってるんでしょうけど、全部わかってるんですよ。だから聞いてると面白いですよ。いい人間観察になりますし、車内広告とかすごい勉強になるんですよね」と答えられました。デーブさんは顔を伏せて存在を消すのではなく、興味津々で見渡し、日々情報を吸収し、活用されてるからテレビ出演が絶えないのだと思いました。私も授業で生徒たちに「電車内では人間観察を欠かさないように。スマホを見たり、眠ったりしてはもったいない」と伝えています。

 これからも日米の架け橋としてご活躍されることでしょう。

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