フジテレビ“やり直し会見”10時間半が驚きの高視聴率13.1%! アンチ層が押し上げた?どんな人が見ていた?
1月28日の午前2時台まで行われたフジテレビの「やり直し会見」。10時間半という異例の長丁場会見の様子はフジテレビの放送地域では最後まで放送され、午後7時から午後10時までの放送の世帯平均視聴率は13.1%(関東地区、ビデオリサーチ)を記録したと各メディアが報じた。
長時間にわたって記者会見を放送したため、同局系では本来放送されるはずの月9ドラマ「119 エマージェンシーコール」の第3回などが軒並み放送中止に。会見の世帯平均視聴率は同ドラマの第1回の7.3%及び第2回の7.6%を超え、「怪我の功名」とでも言うべき高い視聴率を獲得した。
実際、X(旧ツイッター)を見ると、《普段あんまり見ないけど今日はフジテレビめっちゃ見てるぞ!》といった、会見を行っているが故に普段は見ないフジテレビを見てしまったとの声は多い。また、同局の放送にACジャパンのCMが目立ち始めた20日頃から、《AC〜のCM見たいからフジテレビでも見るか》といった声がXに目立ち始めた。
今回の結果はフジテレビの非常事態を喜ぶアンチ層が皮肉にも視聴率を押し上げたようにも思えるが、ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「それなりどころではない数の『普段はフジを見ない人』が見ていたことは想像に難くない」としつつも、「その層は恐らくアンチではない」と分析する。