槇原敬之被告の初公判「薬自体がイヤになってやめました」
覚醒剤取締法違反(所持)などの罪で起訴されたシンガー・ソングライターの槇原敬之(本名・範之)被告(51)の初公判が21日、東京地裁で開かれ、検察側は懲役2年を求刑した。
槇原被告は、スーツ姿で入廷。検察側は99年に同法違反で有罪判決(懲役1年6月、執行猶予3年)を受けた後も覚醒剤や危険ドラッグを使用していたと主張。
弁護人質問で槇原被告は「薬自体がイヤになってやめました」と言い、「つらいことや大変なことがあっても、今は周りに素直に相談できるし、パートナーともいろいろなことを分け合ってやっていけるから大丈夫。薬を使わなくても、十分幸せだと感じているからです」と話した。
警察庁のまとめによれば、薬物による再犯率は、高齢になるほど高くなるのは周知の通りで、50代以上で83.1%。“21年ぶり2度目”の逮捕となったマッキーだが、薬物を乗り越えられるか。判決は8月3日だ。