木下ほうかに“性暴力”被害の告白続々! 長年繰り返した余罪と行動心理を専門家が解説
■力しか信じられない
「人間関係を構築することができない人といえます。好意があっても信頼関係を築くのではなく“言うことを聞かせる”ことでしか関係を築けない。つまり、力しか信じておらず、男同士の人間関係も上下関係のみでしょう。一方的に押し付けるので後輩には好かれない。そのくせ親分には下手に出るというタイプ。こういう人の周りには同じ価値観で動いている人たちがいます。たまたま木下さんが有名だったから話題になっているだけで、他にも同じような価値観の男性がいると考えられます」
家族問題評論家で女性支援NGOガールパワーの代表でもある池内ひろ美氏は「木下ほうかさんを葬ることで終わりではない」としてこう続ける。
「#MeToo運動が根付かないことが問題。告発した女性がネットを通じて一般の人からバッシングされたり、セカンドレイプに遭うことにおびえているのは日本だけです。一般企業ではコンプライアンスを整備している中で芸能界だけが前時代的で自浄作用が働いていない証しです。所属事務所も何のためにマネジメントしているのか、後ろめたいことがないか、もっと精査、指導すべきでしょう」
木下ひとりを追放して終わる話ではない。