著者のコラム一覧
出井康博ジャーナリスト

いでい・やすひろ 1965年、岡山県生まれ。早大政経学部卒業。英字紙「THE NIKKEI WEEKLY」記者などを経て、フリー。著書に「移民クライシス 偽装留学生、奴隷労働の最前線」(角川新書)、「ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)など。

<23>現地業者が衝撃暴露…実習制度を財布にする“特権階級”

公開日: 更新日:
ハノイの送り出し業者内に掲げられた標語(撮影:出井康博)

 新聞やテレビが実習制度の問題を取り上げる際、決まってやり玉に挙げられるのが「悪質なブローカー」だ。「現地の悪い業者が多額の手数料を取って実習生を食い物にしている」というのである。

 実習生は「送り出し機関」と呼ばれる仲介業者を通じて日本へ派遣される。その業者に実習生が支払… 

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