GHQは軍国日本とそれに騙された庶民という二元論を試みた
![キーナン検事団長はA級戦犯を語気鋭く攻め立てた(C)共同通信社](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/261/098/0a38470a0989bb493d9fa6e9e223382d20190830132430172_262_262.jpg)
GHQは日本人に対して、2つの指導方針を持っていた。ひとつは庶民は善良で真面目、与えられた場で懸命に働くと褒めるのである。半面のもうひとつは、そういう庶民を欺いた指導者の責任を問うのである。つまり「良い日本人」「悪い日本人」という分け方の二元論で見て分断するのである。
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