テロリストであることを恥じて25歳で処刑された古田大次郎
![関東大震災で猛火に包まれた有楽町・東京電燈会社付近。手前は帝国ホテルの工事場(1923年=大正12年9月1日)/(C)共同通信社](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/263/095/aa52e10175e15f1540515e0298b1778720191010130124524_262_262.jpg)
ギロチン社のアナキストたちは、どのような心境で自らの思想をつくり上げたのか、あるいはどんな主義のためにテロルを行おうとしたのだろうか。むろん、その背景にはこの時代の軍人や兵士が、大震災を口実に平気で社会主義者や中国人、朝鮮人を殺害した虚無感に通じる退嬰があった。建造物や都市生活…
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