ムソリーニは必要以上に神話をつくり、国民に見抜かれて人気を失う
ムソリーニには真の友人はいなかったとの説がある。確かに多くの知己は持っていた。しかし心を許す友人、知人はいなかったというのだ。実弟のアルナルドだけを信用して、ローマに住むアルナルドにミラノからよく電話をしていたという。ムソリーニは肉親や一族を信用するタイプで、この実弟が死亡して…
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