「天皇の意思に振り回されるものか」と暴走する東條たち強硬派
東久邇宮稔彦は近衛の考え方を踏まえて、聖慮は外交交渉での解決を望まれている、この交渉に当たっては中国からの撤兵、南部仏印からの撤兵、さらには独伊との三国同盟の形骸化など、日本側が譲歩しなければまとまらないと東條英機陸相に説明した。撤兵とはいえ、今すぐから50年後までと交渉には幅…
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