わだつみ会の独善と戦没学徒の政治利用 指導者Yはファシズム的体質だった
出陣学徒の全体像を明らかにすべく原稿を書き進めてきたが、壮行会の学生代表の「答辞」をめぐる問題を記述しているうちに、その枠組みを超えて、戦後の責任問題にまで論点が外れてしまった。そうなる理由は、学生代表の「生等もとより生還を期せず」という一節があったのだから代表は死ぬべきである…
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