著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

「首相自身が衆院選を無所属で戦わなければならない」だから?それでいいのではないの?

公開日: 更新日:

 首相として解散をする。そして、処分を受け、無所属で戦う。それでいいやんけ。

■処分にならない処分なんて

 処分というからには、物事に対し罰を与えて、けじめをつけるということだ。処分にならない処分なんて、冒頭の茂木中堅発言のとおり『世論が「ふざけるな」と噴きまくる』。

 個人的にあたしは、裏金に関わった議員はバッジを一回外せと思うけど。

 だって、国会議員の大きな仕事は、予算の配分を決めること。信用して血税を納めているのに、その金に対する部分がゆるゆるで、脱税みたいなことしてたっていうなら、あたしたちに対する酷い裏切りじゃないの?

 そこを正してまた信用してもらいたいっていうなら、一旦、バッジを置いてから、そう訴えて選挙に挑めばいい。受かるやつも落ちるやつもいるだろう。が、それはあたしたちの知ったこっちゃない。信用を取り戻すため必死になるのは、裏切った方だろがい。

 ま、最低でも幹部連中は、そうするべきよね。

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