電撃辞意表明・川勝静岡県知事“差別発言”のナゼ「人間の能力の多様性」の重要さ訴えていたはずが…

公開日: 更新日:

「6月議会をもって職を辞そうと思う」

 2009年から静岡県知事を4期務めている川勝平太氏(75)が任期途中の“電撃辞任”を表明し、県内外で衝撃が広がっている。

 川勝氏は1日に行われた新入職員の入庁式であいさつした際、「実は静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです」などと発言。

 これが「一次産業に対する差別ではないか」との批判が高まり、真意を説明するために行った2日午後のぶら下がり会見で、唐突に辞意を明らかにしたのだ。

「切り取りによる印象操作」「差別的な意図は全く無かった」。生中継された会見で、こう繰り返していた川勝氏だったが、この言動がネット上で「反省ゼロ」「開き直り」などと大炎上する事態となり、さらに火に油を注ぐ展開となった。

■「本当に体で覚えるべき学問を勉強している者に、温かい目が必要」と発言していた

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末