高市早苗が総裁選で猛追!「選挙の神様」が陣営に加勢 都知事選で石丸伸二を2位に押し上げたプランナー
■女性議員は遠巻き
焦る高市の戦い方はえげつない。「カネのかからない総裁選」を掲げる総裁選挙管理委員会による告示前の文書郵送を禁じる通知に先んじて、全国の党員らに政策リーフレットを郵送。他陣営から「卑怯だ」と猛批判され、選管から注意された。幸先が悪いが、陣営に「選挙の神様」を迎え入れ、逆転を狙う。
「7月の東京都知事選で石丸伸二氏(42=前広島県安芸高田市長)を次点に押し上げた選挙プランナーの藤川晋之助氏が1週間ほど前から加勢しています。力強い援軍を得たと陣営は大いに盛り上がっている」(自民党関係者)
もっとも、やたらに拳を振り上げ、好戦的な高市は同性からの支持はイマイチ。推薦人に名を連ねたのは、差別主義者の杉田水脈衆院議員(57)、日本会議とベッタリの有村治子参院議員(53)の2人だけ。メンズクラブ化した石破や林芳正官房長官(63)よりはマシかもしれないが、女性議員の浮動票は上川陽子外相(71)に流れそうな展開だ。山東昭子前参院議長(82)や今井絵理子参院議員(40)ら、重鎮から若手まで7人が推薦人に名を連ねた。