著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

真珠湾攻撃だまし討ちの原因とされた奥村勝蔵

公開日: 更新日:
その後、外務事務次官になった奥村勝蔵は万博政府代表として会見=1966(昭和41)年9月22日(C)共同通信社

 第4回の天皇とマッカーサーの会見は、昭和22(1947)年5月6日である。第2回、第3回の通訳は、やはり外交官だった寺崎英成である。第5回も寺崎であった。第6回以降は松井明が主に担当したといわれている。あえて付け加えておけば、奥村勝蔵と寺崎は、太平洋戦争の開戦時にワシントンの駐…

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