現役続行で白羽の矢 真央は日中関係修復の“キーパーソン”

公開日: 更新日:

 浅田真央(23)は2日、「東日本大震災チャリティー演技会」(神戸)に出演。その後の募金活動は3時間にも及び、「まだ復興していない地域もある。支援が必要。少しでも力になれればいいと思う」と語った。3日は名古屋でのアイスショーに参加した。

 進退についての決断はもう少し先だが、真央の「今後」に注目しているファンは海外にもたくさんいる。筆頭は中国だ。

 ソチ五輪のショートプログラム(SP)でボロボロになった真央が、翌日のフリー演技に涙すると、中継を見ていた多くの中国人は大感激。五輪女子ショートトラックで金2個を含む5個のメダルを獲得した楊揚も、「金メダルは大事だが、すべてのファンは真央の滑りを見て本当に美しいと思ったし、楽しませてもらった」と絶賛し、ネットには「真央の演技に泣けた」という投稿であふれかえった。

 中国のある記者がいう。

「中国人は日本の政治家は大嫌い。でも、日本国民を嫌っているわけではありません。3年前の大震災、大津波の被災者もそうでした。困難に直面しても黙々と頑張る姿は、今の中国が忘れかけていること。失敗しても諦めずにトリプルアクセルに挑戦し続け、ソチ五輪のフリーで見事に成功させた浅田を見て、自然に涙が出たのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 3

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  4. 4

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  5. 5

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  5. 10

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ