日本DF陣に難敵 コロンビア代表FWバッカがELで大活躍
日本代表にとって要注意FWである。ブラジルW杯グループC組で対戦するコロンビア代表FWバッカ(セビージャ)が、欧州リーグ(EL)でゴールを量産しているからだ。
EL準決勝第1レグのセビージャ-バレンシア戦(日本時間25日午前4時開始)。EL通算13試合6得点のバッカが、前半36分に貴重な追加点を決めた。味方選手とのワンツーでDFライン背後を突き、GKの位置をチラ見しながらゴール左サイドネットにブチ込んだ。
バッカは18歳で国内リーグデビュー。12年にベルギーの名門ブルージュに引き抜かれた。相手ゴール前にデンと構えるCFタイプだが、左右両サイドを俊足を生かして突破するのも得意。12─13年シーズンには25ゴールを挙げて得点王。タイトルを手土産に13年7月、セビージャに移籍した。今季スペインリーグで14得点。移籍1年目に素晴らしい数字を残している。
「日本代表守護神GK川島との相性の良さも、ザッケローニ監督には気掛かりです。川島は名門スタンダールでプレーしているが、チームが1試合4失点を喫して敗北した3試合中、2試合に出場して3ゴール・1アシストと川島をお客さん扱いです」(サッカー記者)
日本代表のCBコンビである吉田と今野が、バッカにキリキリ舞いさせられるようだと……。日本代表の決勝トーナメント進出に黄ランプ点灯だ。