レッドソックス大補強 FAの目玉2人に総額250億円
昨季の世界一から一転してア・リーグ東地区最下位に沈んだレッドソックスが大型補強を敢行した。
複数の米メディアが24日(日本時間25日)に報じたところによれば、レッドソックスはともにFAとなっていた前ジャイアンツのパブロ・サンドバル三塁手(28)、前ドジャースのハンリー・ラミレス遊撃手(30)の2人と合意に達したという。
いずれも今オフのFA市場の目玉選手だけに契約内容は巨額だ。ジャイアンツ、パドレスの2球団からもオファーがあったサンドバルは5年総額1億ドル(約118億円)。ラミレスは5年契約8800万ドル(約103億8000万円)で、2200万ドル(約26億円)の契約金が支払われる。
今季のレッドソックスはチーム打率2割4分4厘(リーグ13位)、総得点634(同11位)と深刻な貧打が失速につながったため、強打者2人の補強にいち早く動いた。「ESPN」(電子版)によれば、今季途中、アスレチックスに放出したエース左腕レスターの再獲得に動いているというから、今オフのレッドソックスは大盤振る舞いだ。