決勝打も指揮官は“反省”強調 巨人・小林に不足しているもの
ある球団関係者がこう言う。
「開幕前は正捕手候補筆頭だったけど小林には大きな問題がある。それは投手陣とのコミュニケーション不足。見ていると、年齢が近い菅野、沢村以外の投手とはほとんど話をしていない。意思疎通ができていない捕手に、投手陣だって信頼して投げ込めない。ここが阿部や相川らのベテランとの大きな違いで、捕手としては致命的なことかもしれない」
性格は「マイペースというか鈍感というか……。だから(阿部が捕手復帰でも)危機感とかあまり感じてないんじゃないか」とはある選手。チームメートは小林をどこか冷ややかに見つめているのだ。
今季2年目。技術的な問題も山積している。キャンプで村田総合コーチは「課題はバッティング。あとはインサイドワーク。小林が143試合(正捕手に)座ってくれたらいいとは思う。でも今のままなら、仮にスタメンで出ても終盤に代打を出される。それで正捕手って言える? 監督に1試合使いたいと思わせられるか。理想と現実は違うから」と漏らしていた。この日はすでにセペダ、高橋由、中井を代打で使っていたから、チャンスで打席に立てたようなものだった。
キャンプイン直前にフジテレビの宮沢智アナウンサー(25)との熱愛が発覚した。彼女以外に振り向かせるべきは、原監督と自軍の投手陣。小林にはもっと多くの「味方」が必要だ。