2000本安打も視野 ロッテ福浦が語る「衰え」との付き合い方
ベテランが復調気配だ。今季はシーズン開幕から一軍でプレーし、1日現在で打率.271、2本塁打、12打点。13年は32安打、14年も26安打と低迷も、今季はすでに19安打をマークし、一時は絶望視されていた2000本安打(残り116本)も再び視野に入ってきた。今季は何が変わったのか。本人に聞いた。
――残り120本を切った2000本安打。一時は絶望的な状況でしたが。
「今年はキャンプから故障もなく順調にきましたから。この間(4月末)の尿管結石の入院は別ですけど(笑い)。その後すぐに(一軍に)戻ってこれたし、そういう運もあってここまでこれてます」
――12月で40歳。衰えは出てくる。
「そこはあまり考えたくないんですけど、若い頃と比べれば体の回復が遅いのはやっぱりあります。だから、数年前から酒はやめました」
――アルコール類は一滴も飲まなくなったと?
「みんなが集まっての乾杯とか、どうしてもの時は1杯程度は飲みますけど、晩酌や外食時の飲酒は全てやめました。この年になると体調が全て。次の日の回復が遅れますから」