遼も美香も勝負所で入らず…「パットは水物」を羽川プロ解説

公開日: 更新日:

■切羽詰まった石川遼

 試合中にはバーディーパットを絶対に入れなきゃいけない時が来ます。ラインを読んで、完璧なタッチでパットしてもカップインしない時があります。プロは自分のタッチ、ラインを信じてパットしますが、それでも勝負をかけたパットが入らない。それが、「今日はパットが入らなかった」というコメントの真相です。

 そんな話をしたのも米ツアーでシード権獲得に頑張っている石川遼や、女子メジャーの宮里美香が肝心な時にパットが入らなかったからです。

 遼は「ラインは読めていたけど(転がりが)速かったですね」と語っていたし、宮里は「昨日までしっかり決まっていたパットが(最終日には)なかなか入らなかった」と振り返っていました。

 遼はフェデックスランク140位と来季シード獲得(125位内)に向けて苦しい状況のなかで、初日、2日目と首位に立ち、これまでの成果が出てきたかなとうれしく思いました。

 しかし、決勝ラウンドに入って2日間ともパープレーです。パットを入れなきゃいけない状況で決めることができなかったわけです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”