期待の瀬戸も予選落ち…日本男子競泳陣はリオ五輪ピンチ

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 お家芸どころか一気に低迷する可能性も出てきた。

 水泳の世界選手権(ロシア・カザニ)は5日(日本時間6日)、競泳種目が行われ、男子200メートルバタフライ決勝で瀬戸大也(21)は1分55秒16で6位に終わった。200メートル個人メドレーでは準決勝で敗退し、連覇がかかる400メートル個人メドレーと合わせて3冠を狙ったが、早くも2種目で敗退。同種目の坂井聖人(20)は1分54秒24で4位だった。

 前日の100メートル背泳ぎで入江陵介が6位に終わるなど不甲斐ない男子とは対照的に女子は好調だ。この日は200メートルバタフライでロンドン五輪銅メダリストの星奈津美(24)が2分6秒36の1位で決勝進出。200メートル個人メドレー銀メダルの渡部香生子(18)に続く表彰台が見えてきた。

 日本競泳陣は「センターポールに日の丸を」をスローガンにメダル量産を目指しているが、来年のリオ五輪で表彰台に上がるのは女子だけという事態になりそうだ。

 男子のエース萩野公介(20)は6月のフランス合宿で右手を骨折。今大会は複数種目でのメダル獲得を目指していたが直前で出場を辞退した。全治2カ月の重傷だけに、今後の調整に影響するのは必至だ。平泳ぎ、自由形は、メダルどころか入賞すら期待できないだけに、男子はメダルなしに終わりかねない。

 日本の得意種目が一転してピンチだ。

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