工藤監督だけじゃない 寒い神宮に侍J小久保監督もヒヤヒヤ
「特に選手の体が温まり切れていない立ち上がりが厄介。ヤクルトは9イニング中、一回に最多の84得点を挙げるなど、先行逃げ切りのチームだ。練習の段階から防寒対策をしっかりやる必要があると思う。そして何より怖いのは寒さによるケガ。ウチは主軸の柳田が故障上がりだし……」
さらに球界OBは「心配なのは、侍ジャパンの小久保監督とて同じでしょう」とこう続ける。
「日本シリーズ後には国際大会の『プレミア12』(11月8日開幕)が控えており、ヤクルトからは山田、川端、中村の3人、ソフトからは柳田、内川、松田、武田の4人が代表入り。ただでさえ選手たちは長いシーズンで疲れがたまっている。最後の決戦ですから選手たちも目いっぱいのプレーをするでしょうからね。気温が低い中でのプレーは筋肉や関節を痛めやすい。28人の最終ロースターからの選手の入れ替えは、5人までと決まっているそうですから」
小久保監督にとっても日本シリーズはヒヤヒヤものだ。