工藤監督だけじゃない 寒い神宮に侍J小久保監督もヒヤヒヤ
「(神宮の)天気や風を調べないと」
ソフトバンクの工藤監督が24日に開幕する日本シリーズに向けて、こう言っている。
屋内のヤフオクドームを本拠地とするソフトバンクは、3戦目から屋外の神宮球場に場所を移して戦う。
今年は交流戦もオープン戦も神宮での試合がなく、球場対策は重要ポイント。屋外は風が吹くのはもちろん、神宮は今年、人工芝を張り替えている。それだけでもソフトバンクにとってはハンディだが、大きな問題は気温である。
14年前の01年、ヤクルトと近鉄が対戦した神宮でのシリーズ3戦目(10月23日)は、東京で最高気温27度の夏日を記録した。これはあくまで特異であり、今年は気象庁が発表しているシリーズ期間中の季節予報によると、気温は平年並みという。日によっては最高気温が20度を切る日もあり、雨が降ればさらに冷える。夜ともなれば15度以下になったり、風が吹けば体感温度はさらに低くなる。
ソフトバンクのチーム関係者は言う。