松田流出なら三塁に適役 巨人村田をソフトBが密かに狙う

公開日: 更新日:

 その松田は27日、メジャー移籍を目指し、代理人と契約したことを明らかにした。パドレスの球団幹部と会談し、獲得の意思を伝えられたというから、気持ちは移籍に傾いているのかもしれない。

■「岡本には負けない」と強気だが…

 巨人における村田の立場は、来季も厳しいものになるのは目に見えている。原前監督には「お灸を据える」とかなんとか言われ、打順が9番になったり、初回に交代させられ強制帰宅を命じられたりといろいろあった。監督が交代しても未来が明るいわけではない。前監督は世代交代の道筋もつけていた。

 優勝争いが佳境だった9月、右ひじ痛を訴えた村田を即刻抹消した。首脳陣のひとりは「抹消するほどのケガではないという話だったけど……」と驚いたほど。球団関係者は「原前監督の気持ちを代弁すれば、『こんな大事な時期にちょっと休めばいいような軽症をいちいち報告してきた。だったら抹消だ! ここからは元気な者だけでいく。新人の岡本を使おうじゃないか!』とドラ1新人のスタメンデビューが決まった経緯がある。これは前監督の来季へ向けたメッセージでもある。当然、選手だった高橋新監督にも伝わっているでしょう」と言う。

 村田はこの日、「まだまだ岡本には負けないと思っている」と強気だったが、現実はお先真っ暗なのである。

 選手は欲しいと言ってもらえるうちが花。松田の動向次第で、村田の運命が大きく動く可能性がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  5. 5

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  1. 6

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  2. 7

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

  3. 8

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  4. 9

    朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方