ハラハラの米4勝目 松山英樹の“慎重姿勢”をプロどう見る

公開日: 更新日:

「松山は神経質というより慎重なんだね。メディアにリップサービスすることなく、けむに巻くようなコメントも自分に余計な負荷をかけたくないからだろう。勝つために自分のペースを守るための方法論だと思う。それに松山自身も、メジャー優勝を目指しているわけだから、プレー内容に不満があって当然だろうし、今の自分で満足してはダメになってしまう怖さを知っている。安は54ホールまでの戦い方は良かったけれど、72ホール持たなかった。松山は72ホールの戦い方を知っているわけで、また一つ大きく成長し、メジャータイトルに近づいたといえる。これからの戦いも楽しみです」(前出の田原プロ)

 賞金ランキング、年間ポイントランキングでも再び首位に立ち、4月のマスターズで日本人初のメジャー優勝に向けて弾みがつくはずだ。

▽松山のコメント
「プレーオフはとても苦しかったが、勝つことができてうれしい。チャンスは必ず来ると思っていた。(今季2勝目に)このまま続けられるように頑張りたい」

▽シンプソンのコメント
「ヒデキは素晴らしいプレーだった。特にプレーオフは素晴らしかった。負けたけど、いい試合ができた」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方