ダイヤモンドリーグ6位 桐生「10秒の壁」また超えられず
陸上男子100メートルの桐生祥秀(21)が、また10秒の壁に阻まれた。ダイヤモンドリーグ第4戦(ローマ)は10秒18で6位に終わり、目標とする9秒台達成はならなかった。
桐生は向かい風0.2メートルの中、スタートで出遅れると、得意なはずの終盤も伸びずに平凡なタイムに終わった。
出場9人中7人が自己ベスト9秒台とハイレベルな相手とのレースに、桐生は「いい経験になったが、トップの選手は抜けていたので、(自分の)力を付けないといけないと思った」と話した。
桐生は、23日開幕の日本選手権(大阪)に出場する。