「開催方法の再考を」“理不尽”プロ野球CSにファン嘆き

公開日: 更新日:

「そもそも優勝チームが日本シリーズに出場できないというのはおかしな話だが、CSがある以上それを言っても仕方がない。ならば、シーズン終了時に2位以下に10ゲーム以上の大差をつけたらCSは開催しなければいいのです。これなら2、3位のチームも何とか1位と10ゲーム以上離されないように必死になるので消化試合にはならずに済む」

■元選手にも助言を仰ぐべき

 日程も問題だ。広島はこの日、台風の接近により2日続けて試合が中止となった。22日現在、広島はDeNA相手にアドバンテージを含めて2勝2敗。残された予備日は24、25日しかない。セはCSでダブルヘッダーを行わないので6試合を消化できない場合は勝ち星が多い方が日本シリーズへ進む。23日も中止なら公式戦で上位の広島に王手がかかる。

「台風が来なくとも、毎年9月から10月は秋雨前線で天気がグズつくことが多いから、CSの開催時期を早めることも考えた方がいい。公式戦が雨で中止になればダブルヘッダーでなるべく早く消化する。CSを戦って負けたのなら諦めもつくが、降雨や台風の影響で全日程を消化できずに敗退なんてファンを愚弄している。もっとも、NPBのお偉方は野球経験のない、頭でっかちの官僚みたいな者ばかり。元選手を組織に入れて助言を求めるなどして、CSの開催方法について再考するべきです」(前出の吉川氏)

 ファンを第一に考えるなら、NPBは知恵を絞ってほしいものだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末