最終QTに失敗した女子プロたち 壮絶な推薦争奪戦が始まる
女子ツアーの来季出場権をかけ、シードのない102選手が出場した4日間の最終クオリファイングトーナメント(QT)が30日に終わった。
1回目のリランキングまでの前半戦(今季はアース・モンダミンまで17試合)は、ランク35位内なら、ほぼ出場できる。
主だった出場権獲得プロは原江里菜(1位)、三浦桃香(6位)、吉田弓美子(11位)、表純子(22位)、宮里美香(27位)、辻梨恵(29位)だ。
いっぽうでアン・シネ(51位)、諸見里しのぶ(68位)、西山ゆかり(76位)、川岸史果(79位)、松森彩夏(81位)、堀琴音(83位)、服部真夕(97位)が厳しいポジションに追い込まれた。
レギュラーの出場権を獲得できなければ、下部ツアーで戦うことになる。
「ただ、今シーズンもそうだったのですが、これから水面下では出場資格のないプロによる主催者推薦の争奪戦が繰り広げられる。大会主催者と契約している選手が有利で、例えば諸見里しのぶはダイキン工業所属ですから開幕戦には出場できるでしょう。ゴルフメーカーが大会スポンサーなら、契約プロは推薦をもらいやすい。そして人気のある美人プロでギャラリーを集めたり、力のあるマネジメント会社と契約するプロも推薦候補になります」(ゴルフ記者)