(113)息子は人がかわったように憔悴

管理人さんは、口元にへばりついたふかし芋をティッシュで拭うと、語りはじめた。
──八神隼人とうちの主人は大学が同じで、顔見知りだったんです。とはいえ、友人ではありませんでした。八神隼人は今でいうパリピで、主人はオタク。対極にいましたから、大学時代はほとんど交流がなかった…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,277文字/全文1,418文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】