ドジャース大谷翔平vsメッツ千賀滉大 26日の対決は「掟破りの早打ち」がお化けフォーク攻略の糸口に
日本人同士による好勝負が展開されそうだ。
ドジャース大谷翔平(30)とメッツ千賀滉大(32)による直接対決が日本時間26日に実現する。レギュラーシーズンで2人が対戦するのは2023年8月以来2年ぶりで、大谷が右越えの二塁打を放ち、1打数1安打、2四球。日本ハム、ソフトバンクでそれぞれプレーしたNPB時代は22打数5安打の打率.227、2本塁打、4打点だった。
千賀は今季ここまで9試合に登板し、4勝3敗、防御率1.43、被本塁打1はドジャース・山本由伸(5勝3敗、防御率1.86、5本)を抑えてナ・リーグトップ。今や山本とともにメジャーを代表する先発投手に位置付けられている。
ここまで抜群の安定感を誇る日本人右腕に対し、大谷はリードオフマンとして攻略が求められる。今季は1番打者らしく、ベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデスら後続に相手投手の球筋を見せるため、「待球」を徹底しており、1打席あたりに投げさせた球数は4.94と22年以降では最多。球数を費やさせてフルカウントになっても3本塁打と結果を残しているが、千賀との対戦では追い込まれると相手の思う壺。「待球」は逆効果になりかねないのだ。