DeNA中井2安打の躍動「右の代打」手薄の古巣巨人を見返す

公開日: 更新日:

「14年秋のキャンプで原監督は『外野も内野もというのは、そろそろ卒業。百貨店(ユーティリティープレーヤー)として生きるか、専門店(レギュラー)として生きるかだな』と三塁に専念させることを決めた。とはいえそもそも、たらい回しにしたのも原監督の指示。チャンスはもらったけど、中井には忸怩たる思いもあるはずです」(球界関係者)

 その後、高橋由伸監督時代の17年に最多の90試合に出場したものの、鳴かず飛ばずのまま、昨季限りで戦力外。それでもDeNAに拾われ、「巨人をいい意味で見返すというか、戦力外にしたことを後悔させる意気込みで頑張りたい」と強い決意を語っていた。

 巨人は「右の代打」が手薄。だから、オリックスから自由契約になった中島を補強したのだが、宮崎キャンプ初日から別メニューで調整するなど、36歳のベテランが1年を通して働けるかは不透明。大田やロペス(現DeNA)ら、巨人を出てから活躍するケースも目立つだけに、DeNAのラミレス監督には原監督を歯ぎしりさせる活躍が求められている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…