緒方監督の暴力発覚 去就次第で広島選手にとってプラスに

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 5年目を迎える緒方監督は、今季が契約の最終年。山本浩二政権以降、広島の監督は「最長5年」が暗黙のルールとされ、緒方監督もその慣例にのっとって今季でユニホームを脱ぐと思われていた。ところが、今月14日に松田オーナーが来季の続投を示唆。処分を受ける前日の発言だったが、今回の一件で去就への影響は避けられそうにない。

 ちなみに、緒方監督が試合前にナインを集めて謝罪したその日、11連敗がストップ。この日、勝って5連勝としたチームの復調も、監督の去就に無関係ではないともっぱらだ。暴力発覚で緒方監督は今季限りが濃厚となれば選手は発奮、チームにとってはプラスになりそうだ。

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