渋野日向子の“即断力”をプロ称賛 不振の松山英樹と対照的

公開日: 更新日:

 今季の松山は、7月の全英で米ツアーでは約1年ぶりに予選落ち。現地時間4日に閉幕したレギュラーシーズン最終戦のウィンダム選手権でも、1打足りずに決勝へ進めず、不振が続いている。

「相変わらずパットに苦しんでいるようですが、渋野と対照的にアドレスが長く、プレーも遅い点が前から気になっていました。プレーのスピードで言えば、米ツアーで最もプレーが遅いと言われているのが、J・B・ホームズです。全英オープン最終日、優勝を争っていたケプカが74と崩れたのは、『ホームズと回ったのが原因』ともっぱらでした。

 ゴルフは自分のスコアだけを気にするのではなく、同伴者にも気持ちよくプレーしてもらうような配慮も必要です。競技では人のスコアをつけて提出するのも、人のプレーもしっかり見なさいということです。その点では、松山のゴルフに合格点はあげられませんね」(ゴルフライターの吉川英三郎氏)

 アドレスに入ってから始動までが長く、パットは流し込むように打つばかり。ホールアウト後にマイクを向けられると、仏頂面で対応することも少なくない。メジャーで勝つためには何が必要か。それを、渋野が教えてくれた。

 松山の目に「スマイルシンデレラ」のプレーはどう映ったか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド