巨人戸郷300%増2600万円も 原監督采配ミスで“損した金額”

公開日: 更新日:

 結果、今村は2回途中4失点でKO。2番手として登板した戸郷も相手の勢いにのまれ、三回にグラシアルに致命的な2ランを浴びた。そのまま4連敗と一方的に押し込まれては、戸郷を中継ぎとしてロングリリーフを含むジョーカー的な起用を想定した“奇策”も意味をなさなかった。

 戸郷は結局、日本シリーズ3試合に登板して防御率3・18。巨人で唯一、敢闘選手賞を獲得したものの、「先発で1勝を挙げていれば、條辺超えは間違いなかった」とはチーム関係者。原監督にそのチャンスすら与えられなかったのだから、悔やまれる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド