MLBスカウト最大の注目 田中や菅野よりケガで離脱中の千賀

公開日: 更新日:

 常に全力投球。中盤以降にバテる課題はあるにせよ、今後、投球術を磨くことで解消されるだろう。

 すでに投球術を身に付けている田中や菅野は年齢からして上積みが期待できないが、千賀には彼ら以上のポテンシャルがあるというのが我々の一致した見方だ。

 復帰して1試合でも2試合でも構わない。左足首が問題ないことを確認できれば、メジャーサイドは一気に動き出すのではないか。というのも日本にいる情報提供者から先日、こんなメールがあったからだ。

■行かせざるを得ない気運

「千賀が今オフ、メジャー挑戦するとしたらポスティングになる。ソフトバンクはポスティングを認めていないが、千賀は17年オフから球団にポスティングの容認を直訴している。今年、リーグ優勝し、千賀が日本一に貢献するようなら、球団としても行かせざるを得ない気運が高まる。ソフトバンクの戦力は12球団で抜けているだけに、ケガさえ完治すれば、今オフ、海を渡る可能性が高いと思う」


 他球団のスカウトもおそらく、同様の情報はつかんでいるだろう。だからこそ、「今オフ、最大の注目は千賀」とクチをそろえるのではないか。

 まだ28歳。今後のノビシロを考慮すれば、菅野や田中以上の争奪戦に発展するのは確実。最低でも年10億円超の3年契約は期待できそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」