明桜・風間球打は2回戦で散るも…評価を上げたマウンドへの「適応力」

公開日: 更新日:

 馬淵監督が率いる明徳義塾(高知)の戦略勝ちだった。22日の明桜(秋田)戦のことさ。

 明桜には今大会ナンバーワン投手と称される最速157キロ右腕・風間球打がいる。その風間を攻略するために、明徳の打者は待球を徹底した。少しでも多くの球数を放らせ、スタミナを奪うためだ。その結果、風間は6回で139球も投げさせられ6安打2失点、5与四球でKOされた。

【写真】この記事の関連写真を見る(23枚)

 この日の風間の最速は152キロだった。雨でノーゲームになった12日の帯広農戦は最速149キロ。その仕切り直しで行われた15日の最速は150キロだ。「自己ベストとの差が激しいんじゃねえか」なんて声が聞こえそうだが、これは甲子園のマウンドとの相性によるものだろう。

 風間は速球派投手に多い「上体先行型」。極端に言うと、上半身を突っ込むように投げている。この投げ方だと、踏み出した前足をマウンドに突き刺して固定することが不可欠だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末