稲見萌寧が逆転で今季8勝目! ショットメーカーがパット改善で“鬼に金棒”
【日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯】最終日
「一番の目標だった国内メジャーに勝てたのがうれしい。パターがしっかり決まってくれた」
1打差2位発進の最終日に8バーディー、ノーボギーのベストスコア64で回り、逆転で2020―21年シーズン8勝目を挙げた稲見萌寧(22)だ。
獲得賞金は2億円を超え、小祝さくら(23)を抜きランク首位に立った。
それにしても勢いがすごい。今年は開幕2戦目の3月に1勝を挙げると4月3勝、5月1勝、8月1勝、9月1勝。東京五輪で銀メダルも獲得している。今後は「2ケタ優勝を目指して勝ち続けたい」と自信たっぷりだ。
19年1勝、20年1勝だけに、今の稲見には目を見張る強さがある。
ショットメーカーであり、パーオン率はここ2シーズン続けてランクトップ。しかし19年は平均パット数43位がネックだった。それが20―21年は2位と大きく改善されている。
女子プロを指導する小暮博則プロがこう解説する。